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2013年04月26日
HbA1c「血糖コントロール目標」を改訂 合併症予防のための目標は7%未満
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- 糖尿病の検査(HbA1c 他) 糖尿病の診断基準
日本糖尿病学会は4月23日付で、HbA1cの「血糖コントロール目標」を発表した。「合併症予防のための目標」を7.0%未満、「治療強化が困難な際の目標」を8.0%未満とした。
血糖コントロール目標[NGSP値に統一]
※HbA1cの目標値は、2013年6月1日から変更となります。以前のHbA1c(JDS)の数値と比較するときは、0.4%引いて考えてください。
(1)血糖正常化を目指す際の目標 HbA1c 6.0%未満適切な食事療法や運動療法だけで達成可能な場合、または薬物療法中でも低血糖などの副作用なく達成可能な場合の目標とする。 (2)合併症予防のための目標 HbA1c 7.0%未満
合併症予防の観点からHbA1cの目標値を7%未満とする。対応する血糖値としては、空腹時血糖値130mg/dL未満、食後2時間血糖値180mg/dL未満をおおよその目安とする。 (3)治療強化が困難な際の目標 HbA1c 8.0%未満
低血糖などの副作用、その他の理由で治療の強化が難しい場合の目標とする。 治療目標は年齢、罹病期間、臓器障害、低血糖の危険性、サポート体制などを考慮して、個別に設定する。いずれも成人に対しての目標値であり、また妊娠期は除くものとする。 HbA1cには、国際的に広く使用されているNGSP値で表記されたHbA1c(NGSP)と、日本でこれまで使用されてきたJDS値で表記されたHbA1c(JDS)があり、およそ0.4%異なる。2013年4月より特定健診等ではNGSP値のみが使用されている。日常臨床においても、2014年3月までにNGSP単独表記となる。
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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