学会・イベント 情報
(第4回心血管理学療法学会合同学術大会)
テーマは「生活習慣病への挑戦・#12316;健康に導く力を共に考える・#12316;」としました。肥満をベースにした2型糖尿病などの生活習慣病対策は、医療費の増大を食い止めるために必要です。生活習慣病治療のための医療は日進月歩であり、特に薬物療法の進歩は目を見張るものがあります。しかし、生活習慣病の治療および予防のために必要なことは生活習慣の改善です。特に糖尿病理学療法において用いられる運動療法は、生活習慣病だけでなく、ロコモやフレイルなどの運動器疾患の治療・予防に繋がります。この基本的な運動療法を効果的に用いるため、対象者のライフスタイル、職業、身体機能、心理的状態を把握し、食事療法、薬物療法をもふまえた運動および身体活動の推奨が望まれています。単なる治療としてエビデンスのある運動療法を推奨するのではなく、対象者の詳細な背景を加味した理学療法の提供が望まれています。生活習慣病患者を、より健康に導く力を提供できるような関りができる専門職として、 スキルと志しを持ちチームアプローチに貢献しなくてはなりません。本学術集会にて臨床、研究、教育に関して真摯に議論していただき、熱い思いを日本の南から発信したいと考えています。(第6回日本糖尿病理学療法学会学術大会 大会長:浅田 史成先生の挨拶より引用)
沖縄県宜野湾市真志喜4-3-1地図
「沖縄クライシスを乗り越えて―健康長寿の現状と課題―」
講師:益崎裕章(琉球大学大学院医学研究科)
II. シンポジウム(2学会合同企画)
「糖尿病の合併症に理学療法士は如何に向き合うか」
講師:
柿花隆昭(東北大学病院)
片岡弘明(岡山専門職大学 設置準備室)
河江敏広(東都大学)
III. 教育講演
「行動変容と心理状態」(仮)
講師:万行里佳(目白大学)
IV. 教育講演
「沖縄表明」
講師:日本糖尿病理学療法学会
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