糖尿病Q&A1000

Q.417 血糖検査の結果がどうであれば、治療がよくできているといえるのですか?

 血糖検査は、採血した時点の血糖値がわかります。血糖値は血液中の血糖(ブドウ糖)の濃度を示す値で、基準値は食前(通常、数値が低くなる時間帯)は 60〜110mg/dL、食後2時間(通常、数値が高くなる時間帯)では100〜140mg/dL です。血糖検査では、時々刻々と変化している血糖値の“瞬間値”がわかるということです。
 血糖検査を受けて、もし結果が140mg/dL を大きく上回っていれば、治療が不十分であることがわかります。反対に140mg/dL より多少高い程度、あるいはちょっと低い程度の場合では、糖尿病の治療が十分かそうでないかはわかりません。
2006年04月28日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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04 検査に関するクエスチョン [Q.412-480]のQ&A

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