一般社団法人 日本糖尿病・妊娠学会

理事長挨拶

一般社団法人 日本糖尿病・妊娠学会 理事長
平松 祐司
岡山大学名誉教授、岡山市立市民病院顧問
一般社団法人 日本糖尿病・妊娠学会 理事長 平松祐司

 昨年,役員改選があり,新理事会で引き続き「一般社団法人 日本糖尿病・妊娠学会」の理事長を勤めさせて頂くことになりました.1985年に「糖尿病と妊娠に関する研究会」としてスタートした本会も,会員数が800名を超えるまでに発展してきました.今後も,本会の伝統を守りつつ,発展させていく所存であります.

 2010年に世界統一の妊娠糖尿病診断基準採用により,わが国においても約10%の妊婦さんが何らかの糖代謝異常を合併する時代となり,妊娠中の管理が,その後の母児に重大な影響を及ぼすため,本学会の果たす役割は益々重要になってきたと認識しております.「先制医療」を本学会のキーワードにし,妊娠前,妊娠中,産後を通じて,母児の健康維持のためのサポートをしていきたいと思います.

 これまで本学会の役員,理事長として,1)妊娠糖尿病の新診断基準(2010)の改訂,2)妊娠糖尿病診断基準の統一(2015),3)本学会の一般社団法人化,4)前方視的研究DREAM Beeの立ち上げ,5)2回にわたるGDMに対するSMBGの適応拡大,6)妊婦の糖代謝異常 診療・管理マニュアル発刊・改定などの事業を行わせていただきました.

 現在,本学会の抱えている問題および今後の課題としては,1)一般社団法人としての学会運営を軌道にのせること,2)本学会主導の前方視的研究DREAM Beeの推進およびこれに続く多施設共同研究の推進,3)2020年に京都で開催するIADPSG2020学会の準備,4)妊娠中からの糖代謝異常管理の重要性を国民に広く周知し,この分野に興味を持つ会員を増やすことなどが考えられます.

 IADPSG2020までは,2年を切りましたので,準備委員会の先生方の知恵を借りながら,全力をあげて準備していきたいと考えています.  会員の皆様の協力を頂きながら,これらの事業を推進していきたいと考えております.ご支援くださいますようよろしくお願いいたします.

2019年1月1日

2019年01月 更新

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