糖尿病の本

2020年12月16日

わかる! 使える! やる気を高める!
改訂3版 糖尿病患者のセルフマネジメント教育
エンパワメントと自己効力

  • 編・著:安酸 史子(関西医科大学看護学部看護学科基盤看護分野教授) 著
  • 発行日:2020年12月16日
  • 判型・頁:B5・200
  • 価 格:定価:3,520 円(税込)
  • 出版社:メディカ出版
  • 概要:
    糖尿病患者へのアプローチが変わる1冊

    かかわり方が難しいと言われる糖尿病患者への教育について、「エンパワメント」「自己効力」を用いた援助方法を解説。改訂にあたり、ケアリングマインドの必要性や血糖パターンマネジメントの考え方、高齢者糖尿病患者やその家族も含めたアプローチ法などを新たに加筆した。

目次:
Contents
第3版にあたって
改訂にあたって
はじめに

第1章 変わってきた患者教育
糖尿病患者にはセルフマネジメント能力を高めるかかわり方を
●1-1 患者教育の変遷:「指導」から「援助」へ
●1-2 患者に求める3 つの力:症状、データ、ストレスに対処する力
●1-3 支援者側の姿勢:セルフマネジメント能力を引き出す
●1-4 患者の学び方:「教えていく」ときの留意点
●1-5 ケアリングについて考える:よりよい支援者になるために
column・education とedu-care
・パートナーシップの好例
・テーラーメイドの医療・看護
・一般的な知識と個別性に対応した知識①
・一般的な知識と個別性に対応した知識②
糖尿病患者にはセルフマネジメント能力を高めるかかわり方を
●1-1 患者教育の変遷:「指導」から「援助」へ
●1-2 患者に求める3 つの力:症状、データ、ストレスに対処する力
●1-3 支援者側の姿勢:セルフマネジメント能力を引き出す
●1-4 患者の学び方:「教えていく」ときの留意点
●1-5 ケアリングについて考える:よりよい支援者になるために
column・education とedu-care
・パートナーシップの好例
・テーラーメイドの医療・看護
・一般的な知識と個別性に対応した知識①
・一般的な知識と個別性に対応した知識②

◆第2章 患者の心理を理解する
セルフマネジメント支援の第一歩
●2-1 健康信念モデル:行動変容する・しないは何によるのか
●2-2 本人と病気との位置関係:糖尿病とどうつきあっていくべきか
●2-3 事例に見る患者の心理:健康問題への反応は人それぞれv column・「見えなくなる」ことへの恐怖感v ・糖尿病と遺伝
・日本人は糖尿病になりやすい!?
・痛みがないと自覚も低い
・赤信号、みんなで渡れば怖くない?
・新しい薬の誕生やデバイスの進化

◆第3章 エンパワメントを引き出すアプローチ法
まずは自信をもたせること
●3-1 エンパワメント:潜在する力を引き出していく
●3-2 10 分間のロールプレイ:傾聴でエンパワメントを促す
column・エンパワメントの起源
・大人の学び、子どもの学び
・自分が変われば相手も変わる
・‘I’ メッセージのタイミング
・ときには援助者自身もエンパワメントを
・傾聴のタイミングとスタッフの信頼関係
・自分のクセを知る
・血糖パターンマネジメントの基本
◆ロールプレイをやってみよう
傾聴のヒント集
●非言語的要素に配慮する
●感情の表出を支援していく
●質問の仕方を工夫する
●アサーティブ・コミュニケーション(assertive communication)で自分の気持ちも上手に伝える

◆第4章 自己効力を高めるアプローチ法
セルフマネジメントを目指して自己効力を高める
●4-1 自己効力理論:「こうしたらどうなるだろう」を考える
●4-2 6 ステップ・メソッド:理論をどう具体化していくか
●4-3 事例でワーク:自己効力を引き出す工夫をするv column・「このままではいけない」ときに「状況-結果予期」「行動-結果予期」を考える
・モデリングは受け手(患者)側の問題
・忙しい現場で起こりがちな無関心・無視
・担当者を明確にする
・チェックリストを受け入れてもらうには
・その人に合ったプランと評価の仕方

◆第5章 学習援助型アプローチの提案
「患者主体」がセルフマネジメントの自覚を促す
●5-1 学習援助型アプローチ:患者主体のかかわり方に徹する
●5-2 学習援助型アプローチの展開例:自分ではなく相手に語らせる
●5-3 在宅高齢糖尿病患者へのアプローチの展開例:家族も含めて治療同盟を結成する
・フレイル

●引用文献・参考文献
●おわりに
●索 引

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