糖尿病の本

2021年11月09日

糖尿病最新の治療2022-2024

  • 編・著:荒木栄一/綿田裕孝/山内敏正 編集
  • 発行日:2021年11月 9日
  • 判型・頁:B5・362
  • 価 格:定価:8,800円(本体8,000円 + 税)
  • 出版社:南江堂
  • 概要:3年ごとの定期刊行で,糖尿病治療の最新情報と治療方針を簡潔にまとめた最新版.巻頭トピックスでは,「CGM metricsの最新のエビデンス」「糖代謝異常者における循環器病の診断・予防・治療」「新型コロナウイルス感染症と糖尿病」など,話題の10テーマを取り上げている.また,今版では新たに薬物療法について「GLP-1受容体作動薬とインスリンの併用療法」の項目を新設し,配合剤も含む併用療法について最新の情報を盛り込んだ.

目次:
Ⅰ 巻頭トピックス
 1.第4 次「対糖尿病戦略5 ヵ年計画」
 2.糖尿病に対するスティグマとアドボカシー活動
 3.CGM metrics の最新のエビデンス
 4.糖尿病患者における目標体重やタンパク質・炭水化物摂取量の考え方
 5.糖代謝異常者における循環器病の診断・予防・治療
 6.腎臓におけるケトン体代謝の意義
 7.新型コロナウイルス感染症と糖尿病
 8.単一遺伝子異常による糖尿病の成因,診断,治療
 9.2 型糖尿病感受性遺伝子多型の同定とその意義
 10.インスリン作用伝達に関与する新規転写因子FoxK1/K2 の役割

Ⅱ 糖尿病治療の基本
 1.糖尿病の病型分類と診断基準,コントロール目標
 2.1 型糖尿病
 3.2 型糖尿病
 4.その他の特定の機序,疾患による糖尿病と糖代謝異常
 5.妊娠糖尿病
 6.小児・思春期の糖尿病
 7.高齢者糖尿病
 8.境界型の管理
 9.メタボリックシンドロームへの指導・管理

Ⅲ 食事療法
 1.病態に応じた食事療法
 2.「食品交換表」の活用
 3.カーボカウントの活用
 4.糖尿病腎症合併時
 5.脂質異常症合併時

Ⅳ 運動療法
 1.運動療法の効果と実際,注意点
 2.糖尿病合併症・併存症と運動療法

Ⅴ 経口薬療法および注射薬療法
A.インスリン分泌非促進系
 1.ビグアナイド薬
 2.チアゾリジン薬
 3.α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)
 4.SGLT2 阻害薬
B.血糖依存性インスリン分泌促進系
 1.DPP-4 阻害薬
 2.GLP-1 受容体作動薬
C.血糖非依存性インスリン分泌促進系
 1.スルホニル尿素(SU)薬
 2.速効型インスリン分泌促進薬(グリニド薬)
D.病態に応じた注射療法の基本
 1.1 型糖尿病
 2.2 型糖尿病
 3.糖尿病合併妊娠
E.インスリン療法
 1.インスリン製剤の種類と特徴
 2.強化インスリン療法
 3.持続皮下インスリン注入療法(CSII)
F.その他の薬物療法
 1.配合剤(経口薬)
 2.GLP-1 受容体作動薬とインスリンの併用療法

Ⅵ 糖尿病昏睡
 1.糖尿病性ケトアシドーシス
 2.高浸透圧高血糖状態
 3.低血糖 愛媛大学糖尿病内科学
 4.乳酸アシドーシス

Ⅶ 糖尿病性腎症
 1.腎症第1 期(腎症前期)
 2.腎症第2 期(早期腎症期)
 3.腎症第3 期(顕性腎症期)
 4.腎症第4 期(腎不全期)
 5.腎症第5 期(透析療法期)
 
Ⅷ 糖尿病網膜症
 1.黄斑浮腫
 2.単純網膜症
 3.増殖前・増殖網膜症
 4.網膜症以外の眼合併症
 
Ⅸ 糖尿病性神経障害
 1.感覚運動神経障害
 2.単神経障害
 3.自律神経障害
 4.勃起障害
 
Ⅹ 糖尿病性大血管障害
 1.脳血管障害
 2.冠動脈疾患
 
ⅩⅠ 糖尿病性足病変
 1.足潰瘍・足壊疽
 2.下肢動脈狭窄・閉塞
 
ⅩⅡ その他の併発症
 1.高血圧
 2.脂質異常症
 3.感染症
 4.歯周病
 5.皮膚病変(足,爪白癬)
 6.骨病変
 7.認知症
 8.糖尿病患者の手術
 
ⅩⅢ 二次性糖尿病
 1.ステロイド糖尿病
 2.肝疾患における糖尿病
 3.膵疾患による糖尿病
 4.免疫チェックポイント阻害薬による1 型糖尿病
 
ⅩⅣ 移植・再生医療
 1.膵臓・膵島移植
 2.再生医療
 
ⅩⅤ 糖尿病療養指導
 1.生活指導と自己管理
 2.シックデイの対応方法
 3.災害時の糖尿病診療
 4.血糖自己測定の指導法
 5.CGM の活用と注意点(iCGM も含む)
 6.予防的フットケア
 7.心理的支援
 8.ICT を用いた自己管理支援
 9.糖尿病療養指導士の役割
 10.糖尿病におけるクリニカルパスの活用
 
ⅩⅥ 糖尿病の予防
 
巻末付録 糖尿病治療薬一覧

このページの
TOPへ ▲