糖尿病Q&A1000

Q.744 Q.737で、小児・若年者の2型糖尿病が1型糖尿病と異なる点として、「肥満していることが多い」ことが挙げられていましたが、逆に言えば、太っていなくても2型糖尿病になる子どももいるということでょうか?

 はい。その可能性はあります。ただし、2型糖尿病は生活習慣病であり、肥満は生活習慣からくる身体への負担を示すバロメーターと言えますから、やはり太っている子どものほうが2型糖尿病になる確率がずっと高いのは事実です。
 なお、肥満の傾向(太り気味)でない子どもが糖尿病になった場合、非常にゆっくり発病するタイプの1型糖尿病や、「その他の特定の機序、疾患によるもの」に分類される糖尿病の可能性があります。
2006年05月17日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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09-3 小児・若年者2型糖尿病についてのQ&A

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