第20問昼食前に血糖値を確認したら、90mg/dLでした。通常通り、インスリンを注射し、通常通りの内容・量で昼食を食べました。その後、夕食前に確認したところ血糖値は200mg/dLに上がっていました。間食はしていません。血糖値が上昇した原因としては、どんなことが考えられるでしょうか?
- A 昼食前のインスリン量が少なすぎた
- B 昼食前のインスリン量が多すぎて、低血糖になっていた
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答えA、Bの両方
Bの場合の血糖変動のイメージ
Bの場合の血糖変動のイメージ
とくに注意を要するのが、「Bの“低血糖”になっていた」です。高血糖であった場合は、インスリン量を指示範囲内で増やすことを考えると思いますが、実は無自覚に低血糖を起こしていたときの反動で高血糖になることもあるのです(低血糖に陥った反動で血糖を上昇させるホルモンの分泌が増え、高血糖になる:ソモジー効果)。高血糖と低血糖では、対処方法はまったく異なります。ですから、この場合、昼食後3〜4時間の血糖値を測定するなど、適切なタイミングで血糖値を確認することが重要です。