糖尿病Q&A1000

Q.367 糖尿病の人は肝炎になりやすいのでしょうか?

 肝炎には、ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、自己免疫性肝炎などがありますが、大部分はウイルス性肝炎が占めています。ウイルス性肝炎の患者さんに糖尿病の人が多いことがわかって、その理由としてはウイルス感染によるインスリン抵抗性の増大が関係している可能性などが考えられています。
 なお、日本国内のウイルス肝炎のほとんどがC型またはB型ですが、これらのウイルスは血液を介して感染するもので、ごくふつうの日常生活を送っていれば、人から人に感染することはまずありません(カミソリなど血液が付着する可能性のあるものの共用、消毒が不十分な状態でピアスや入墨をした場合などには感染する可能性があります)。
2006年04月27日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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03-5 そのほかの合併症のQ&A

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