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2012年03月16日

エクアドルのFUVIDA糖尿病サマーキャンプをご支援ください IDAF

南米のエクアドル共和国は、国民1人あたりの平均年収が約1,440 USドル(約12万円)であり、人口の約4割が貧困層に属しています。そのしわ寄せは、糖尿病患者さんの生活に及んでおり、多くの患者さんが、糖尿病について十分な治療や教育を受けることができずにいます。

アラセリー・バスルト・カルデロン代表(写真:左)。娘のアンドレアさん(写真:右)も1型糖尿病患者です。


2011年のキャンプの様子 ⇒

 エクアドルでは、既に糖尿病患者の全面的な予防、保護、治療の法案が成立していますが、2012年3月15日現在でも施行されておらず、患者さんはもとより、医師・看護師・医療関係者にいたっても、糖尿病に関する正しい知識がないために、多くの患者さんが命を落としています。また、エクアドル保健省から糖尿病患者さんへの支援が十分でないために、療養に必要な物資も不足していおり、経済的な問題から治療もままならないのが現状です。

 小児糖尿病患者さんを支援するエクアドルの団体FUVIDA(Fundacion Aprendiendo Vivir con Diabetes)は、「インスリン・フォー・ライフ」(IFL)のオーストラリア本部とカナダ支部から支援されるインスリンや血糖測定器などを患者さんへ配布したり、サマーキャンプ等で使用しています。また、サマーキャンプ「Doluces Amigos」では、医学生や医療スタッフ、糖尿病患者さんとその家族を対象に、糖尿病に関する勉強会も実施しています。

 1人でも多くの患者さんに、糖尿病に対する治療や合併症など、適切な知識を持ってもらうことを目的に、FUVIDAが毎年開催しているサマーキャンプ「Doluces Amigos」には、IFLオーストラリアを通じて、国際糖尿病支援基金も支援に加わっています。
 2011年エクアドルのFUVIDA糖尿病サマーキャンプ報告 ⇒

 今年(2012年)も、7月25日〜29日の5日間、開催を予定していますが、資金面等で開催が危ぶまれています。FUVIDA代表のアラセリー・バスルト・カルデロン氏がキャンプ開催のために各方面で募金活動を行っており、ぜひ、日本からも支援を行いたいと考えております。

 皆様の暖かいご支援により、FUVIDAのサマーキャンプ開催にご協力をいただけますと幸いです。

 支援金の宛先は以下です。  

 FUVIDAのサマーキャンプ活動にご賛同いただき、御協力いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。

 御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。

振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
※通信欄へ「FUVIDAサマーキャンプ支援」とお書き頂きますようお願い致します。

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[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所

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