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腎臓専門医への「紹介基準」を公表 日本糖尿病学会・日本腎臓学会
2018年03月20日
カテゴリー:  医薬品/インスリン  

 日本腎臓学会と日本糖尿病学会は、かかりつけ医から腎臓専門医に紹介する際の基準を公表した。紹介基準は日本医師会の監修を受けており、両学会の専門医とかかりつけ医の連携強化をはかり、糖尿病性腎臓病(DKD)や慢性腎臓病(CKD)などへの対応を強めるのが狙い。
腎臓専門医への紹介基準 eGFR、年齢、血尿などで判断
 糖尿病に起因する腎障害は、微量アルブミン尿、顕性蛋白尿を経て、腎機能が低下して透析導入に至る糖尿病腎症に加えて、多彩な腎疾患があることが分かってきた。

 蛋白尿の顕著な増加を伴わずに腎機能が低下していく「糖尿病性腎臓病」(DKD)が認知されるようになり、対応が求められるようになっている。

 「紹介基準」では、かかりつけ医で診療中の患者にDKDが疑われる場合、腎臓専門医・専門医療機関あるいは糖尿病専門医・専門医療機関のいずれかに紹介することを促している。

 日本腎臓学会が作成した腎臓専門医・専門医療機関に紹介する基準は、検査値には(1)尿アルブミン定量(mg/日)・尿アルブミン/クレアチニン(Cr)比(mg/gCr)(2)尿蛋白定量(g/日)・尿蛋白/Cr比(g/gCr)(3)糸球体濾過量(GFR)を用いる。
かかりつけ医から腎臓専門医・専門医療機関への紹介基準(作成:日本腎臓学会、監修:日本医師会)
出典:日本腎臓学会公式サイト
 アルブミン尿・蛋白尿が正常でも40歳未満はGFR値が60mL/分/1.73m²未満で専門医に紹介する。微量アルブミン尿・軽度蛋白尿の場合もGFR値60mL/分/1.73m²未満で紹介し、血尿がある場合はGFR値にかかわらずに紹介する。

 また、日本糖尿病学会の紹介基準では、治療抵抗性の蛋白尿(顕性アルブミン尿)、腎機能低下、高血圧に対する治療の見直し、二次性高血圧の鑑別などがある場合は腎臓専門医への紹介基準を参照するよう明記された。

「かかりつけ医から専門医・専門医療機関への紹介基準」について(日本糖尿病学会)
かかりつけ医から専門医・専門医療機関への紹介基準(日本腎臓学会)
[ Terahata ]
カテゴリー :    医薬品/インスリン    

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