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食事療法に最適なヘルシーメニュー

スマイル御膳

たんぱく質・塩分・リン・カリウムを低くおさえた
腎臓病用の栄養成分を調整した宅配食です

「たんぱく質や塩分を制限し、腎臓に気を遣う食事をしたい」方のために作られたメニューです。

1食あたり、たんぱく質(10g以下)、エネルギー量(約350kcal)、塩分(約1.8g)に調整してあります。

たんぱく質などを制限しながら、エネルギー摂取ができます。

お弁当タイプの冷凍食。電子レンジで温めるだけで召し上がれます。冷凍で1〜2ヶ月は保存できます。

専門医師の先生方のご指導の下、栄養士が季節の素材を取り入れながら、栄養バランスを考えて献立を立てております。

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1人前の栄養価(おかずのみ)

エネルギー量
約350kcal
たんぱく質量
10g以下
塩 分
約1.8g
リ ン
約150mg
カリウム
約500mg

腎臓疾患は病状により治療方針が変わります。腎臓疾患等の食事療法に利用の場合は医師・管理栄養士等の指示内容に基づいて行ってください。

腎臟病食(低たんぱく質・適正エネルギー・減塩)
について

はじめに

 腎臓の働きの一つとして血液中の老廃物(ゴミ)のろ過があります。いわば、尿の中にそのゴミを一緒に排泄する自前のゴミ屋さんです。ゴミ屋さんは通常日々休みなく、せっせとゴミを処理し、体の外に出して体内を快適な環境にする働きをしています。

 しかし、何らかの理由で弱ってしまい、いつもの働きができづらくなった場合(慢性腎炎)、今までと同じ食事内容を摂り、多くのゴミをだしていたら、体外に捨てるべきゴミが血液中に溜まってきてしまいます。また、燃えるゴミ(炭水化物・脂質)はまだしも、燃えにくいゴミ(たんぱく質)は体に大きな負担を与えます。こうしたことを長く続けていると、ゴミ処理能力が次第に衰えてきて、週に2〜3回ほど機械により人工的に血液のゴミ処理を行わなくてはなりません(血液透析)。このようになることを防ぐために、体内のゴミのもととなるたんぱく質を制限し、腎臓の負担を減らしてあげなければならないのはいうまでもありません。

 一度弱ってしまったゴミ処理機能(腎機能)をもとに戻すことは難しいのですが、全く働けなくなるという事態に至る前に腎臓がもっている働きを維持していくことが肝要です。このためには、私たちが毎日摂取してる三度の食事を見直し、食べ物の燃えカスを減らし、腎臓の負担を軽くするような塩分を抑えた、低たんぱく・適正エネルギーの食事を実行することが必要です。

1.減塩の意義

 腎臓は血液を常にきれいにしようとする浄水場です。そこに流れ込む血液のいきおいが強すぎると、当然大きな負担になります。だから腎臓のためにも血圧はなるべく高くなりすぎないよう、注意しなければなりません。血圧のコントロールは第一に塩分の制限からです。塩分は1日・5〜7g位にすることが大切です。

2.低たんぱく食の意義

私たちが食べている食物は大きく3つに分けられます。

栄養素名
多く含む代表的な食品例
1.炭水化物(食べて甘いもの、よく噛むと甘く感じるもの)
ご飯、パン、いも類、砂糖
2.脂質(脂っこいものに多く含まれる)
サラダ油、マーガリン
3.たんぱく質(料理の中心になるような食べ物に多く含まれる)
肉、魚、卵、大豆製品、乳製品

 この中で1.炭水化物と2.脂質は体内で燃やすと、ほとんど燃焼して水と二酸化炭素になってしまいます。いわば、「燃えるゴミ」です。ところが3.たんぱく質を多く含む食品は燃えるときに有害な物質(窒素、リンなど)をだし、それらをゴミ屋さん(腎臓)が取り除かなくてはならない「燃えないゴミ」と呼ぶことができます。

 これらのことから単純に「“ゴミ屋さん”のためには燃えないゴミをだすたんぱく質を多く含むような食品を摂らないようにすればいいのでは?」ということになってしまいます。でも、3.の食品には体を維持していくための質のよいたんぱく質が豊富に含まれているのでそういうわけにいきません。それよりも、1.の食品(穀物・いも等)にもたんぱく質が含まれているので、こちらの食品からたんぱく質を減らすとよいのです。

3.適正エネルギーの意義

 せっかく努力してたんぱく質量を制限しても、日常の活動に使うエネルギー(カロリー)が不足すると、体の中で脂肪分ばかりでなくたんぱく質(筋肉質)をも分解して補おうとする働きがおきてしまいます。食事内容は基本的に主治医の指示に従います。

 さて、エネルギーをあげるために1.2.の食品を使用しますが、1.の中の砂糖や、2.のような脂肪を多く含む食品を極端に多く摂ると、肥満や動脈硬化症を招きかねません。糖尿病性腎症の方の場合、特に注意が必要です。そこで同じ1.の食品でも、食事の中心にある主食となる食品(低たんぱく米飯やでんぷん類)を、“たんぱく質を極力減らした上で”しっかり食べ、エネルギーを確保するようにしていくわけです。

監修の先生

東京医科大学名誉教授 中尾 俊之 先生
東京医科大学名誉教授
中尾 俊之 先生

プロフィール

昭和47年
東京慈恵会医科大学卒業
昭和51年
東京慈恵会医科大学大学院修了、医学博士
昭和54年
東京慈恵会医科大学助手・第二内科
昭和57年
東京慈恵会医科大学講師・第二内科
昭和57年
東京都済生会中央病院腎臓内科部長
平成 4年
東京医科大学助教授・腎臓科科長、
人工透析部部長
平成11年
東京医科大学教授
平成25年
東京医科大学名誉教授、
(医)松和会名誉院長、
一般社団法人 腎臓・代謝病治療機構代表

日本腎臓学会評議員・認定医・指導医、日本透析医学会理事・認定専門医・指導医、日本アフェレシス学会評議員、日本病態栄養学会理事、日本内科学会認定医・指導医、日本糖尿病学会認定専門医、日本栄養改善学会評議員、国際腎臓学会会員、国際腹膜透析学会会員

(2016年02月)
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記事内容は公開当時のものです。ご留意ください。
治療や療養については、かかりつけの医師や医療スタッフにご相談ください。
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