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2007年03月26日

糖尿病薬市場 2007年は2,400億円に

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 富士経済は、糖尿病治療薬や高脂血症治療薬など10薬効領域についての調査を行い、その結果を調査報告書「2007 医療用医薬品データブック No.4」にまとめ発表した。

 報告書では、糖尿病治療薬の市場はこの7年間で倍増しており、2007年には2,425億円(前年比110%)に拡大すると予測している。拡大傾向は今後も続き、年平均9%の拡大を続け2015年には4,900億円規模になるだろうとしている。

 糖尿病患者数、潜在患者数、治療患者数ともに増加していることが、糖尿病治療薬の高い成長率を維持する最大要因になっている。発症の若年齢化による重症例の増加や、高齢化にともなう罹患期間の長期化により、薬物療法が必要な患者数は大幅に増加するだろうと予測している。

詳しくは(株)富士経済のサイトへ(プレスリリース)

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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