第2回 患者さんと医師・医療スタッフの相性

Q. コミュニケーションの悩みや不満をお聞かせください

A. 患者さんのホンネ 2(全4ページ)

  • 前向きに頑張っている患者さんが扱いやすいのはわかるが、人はそれぞれ。前向きに頑張っている患者さんの意見ばかり取り入れて、押し付けられるのは本当に迷惑。お代もきちんと払っているのだから、扱いに差を付けるのはどうかと思う。個人個人をもっと尊重してほしい。(1型糖尿病)
  • 1型なので、薬をもらうためだけに通院。時々の検査と薬はネット等で届けばいいなと感じています。(1型糖尿病)
  • よく患者会でも、主治医との関係の悩み・不満が議論されている。しかし私は、今まで一度も医師との関係に悩んだことなどないし、そんな悩みがある事さえ、患者会に参加するまでわからなかった。2年前に儀薪尿病で入院した際、医師の働く姿を目の前で見て、医師とは自分の命を削って患者の命を救っていると思った。それは、医師の仕事は激務であることや、ミスが許されないので、常に神経をつかい、緊張感を維持している姿を見たからである。私は、そんな医師(主に主治医)に「私にとって一番大切な命というものを先生に診ていただいている。先生は自分の命を削っても、私の命を助けようとして下さっているんだ」と常に感謝の心を持ち、それを口にするようにしていた。医師との関係に悩んでいるとおっしゃる方の中には、お金を払っているから診てもらって当然という考えや、治療が上手くいかないイライラを医師にぶつけている人が多いように思う。時代の流れとともに、医者>患者の立場から、医者=患者となり、もしかしたら医者<患者となっているのかもしれない。しかし、医療従事者は患者の命という、ミスをしたら取り返しがつかない、もしかすると刑事責任を問われかねない特殊な職業に従事している。それは他の職業とは違うと思うし、そこを少し考慮されてもいいと思う。つまり、医師に限ったことではないが、お互いが尊敬の念を持ち、相手を思いやり、感謝し、自分が一番大切な命を診ていただいているという心を常に持ち続けることが、医師と患者の良好な関係に繋がるのではないだろうか、と思う。(1型糖尿病)
  • 難しい言葉(専門用語など)は、なるべく噛み砕いて話してほしい。(1型糖尿病)
  • 看護婦さんは「上から目線」が多く、聞きにくい雰囲気がある。(1型糖尿病)
  • 糖尿病発症時から継続して当院を選択し続けているが、ここ20年でドクターが何人も変わってしまったので残念です。(2型糖尿病)
  • 「ジェネリック薬品」について、医師に質問したが「当院では使用しない事にしている」というような事で却下され、その後同じ質問は出来ない雰囲気がある。出来れば積極的に使用してもらいたいと思う。(2型糖尿病)
  • 自分から話しかけないと、医師から積極的な話がない。例えば新薬の効能とか治療法など自分はかなり知識があるので問いかけるが医師から最初の話しかけが足りない。毎回している血液検査結果について表だけが渡されて、言及は一切ない。40日間ごとの外来3割負担で支払金は7220円、クリニックの受け取りは24000円、たった5分程度であまりにも高額とつくづく思う次第。今は状態が良いので医師から注意することがないんだろうと解釈している。(2型糖尿病)
  • PCばかり見ていて、こっちを向いてくれない医師がいた。聞いているのかいないのか、わからなかった。耳が聞こえないので筆談をお願いしても応じてくれない医師がいた。(1型糖尿病)
  • 聞こうとせずに、看護師が医療行為的な言葉を発するときに何か不信感を覚える(2型糖尿病)
  • 話をしたい。(2型糖尿病)
  • 「疲れやすい」「夜ねむれない」など治療に直接関係ない事柄は話にくい(2型糖尿病)
  • 血糖値で多少凸凹があっても、HbA1c にほとんど変動がない時など、話すことがなく、「今まで通り」で診断が終わってしまう。低血糖や他疾患への影響の心配もあるので、わかってはいるが、良から優への指針のようなものが欲しいときがある。(2型糖尿病)
  • 待ち時間が長く診療は短い。管理栄養士と話すには事前予約してからになるので話ができない。(1型糖尿病)
  • 一生不治の病やからね・・・暗い性格になるわね、侍医の方も、またこいつか、なんぼ言うてもあかんやろこんな奴は・・ってな感じに(大いに)感じる。でも僕が逆の立場でもそうなるかもなぁ「赤ひげ」さんはこの世には存在しないのかもねぇ。医は仁術にはあらねど仕事なり。点数稼がんとあかんねん。見たいな・・?(2型糖尿病)
  • 通院してるのが大学病院のため、早いと1年で主治医が変わるときがある。最低でも3年くらいは同一の先生に診ていただけると有り難い。(2型糖尿病)
  • 内科専門医で長期間、通院治療を受けているが、自宅から遠隔であるため、風邪引きや胃腸炎、肺炎など急病の時はどうしても近くの医院へ行くのですが、病気相互の関連もあるのでそれらの治療を受けたことを話すと、ちょっと機嫌を損ねるように見受けられることがあります。医師も人間ですからありうるでしょうが、もっと広い心をもって対応していただきたいと思います。、(2型糖尿病)
  • ウォーキングを医師からすすめられて実行しました。血糖値の自己測定をするようになって、その効果を確認できたからです。しかし、ウォ−キングをすすめてくれた医師も低血糖症状にはあまり関心を示してくれませんでした。医師のすすめに感謝していますが、医師により得手不得手があることを覚えました。(2型糖尿病)
  • HbA1cを良くすることは難しいことだというのは分かってます。何度も何度も入院してますが、一度も、少しもA1cが良くなったことがありません。なのに、いつも入院して様子を見よう…など言ってくるのでそろそろうんざりしています。(1型糖尿病)
  • 先生が忙しくて自分ばかり長くは話せないと思う。待ち時間が長いので余分な話は次の人に悪いと思ってしまう。最近は看護師さんと話す場面がない。会えないです。診察室にいないです。(1型糖尿病)

(2013年07月 公開)

このアンケート調査は2013年5月に行われたものです。それぞれのコメントにある、HbA1cの表記をはじめ、治療指針、医療制度、保険制度、法令等は、アンケートを実施した当時の状況のものです。現在のものと異なる部分もありますが、ご了承ください。

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