第2回 患者さんと医師・医療スタッフの相性

Q. コミュニケーションの悩みや不満をお聞かせください

A. 患者さんのホンネ 4(全4ページ)

  • 糖尿病は「糖尿病は自覚症状がなく、初期は重篤な障害がないので、血糖値のコントロールさえよくして合併症が起こらないようにすればよい」と教える人が多いし、これを否定すれば、素人が何を言うかと専門家に言われる。そういう専門家は研究心がない。1、血糖値を下げる方法は2つある。一つはインスリンを使う方法で、もう一つは血中へのグルコースの供給を減らす方法である。後者の最も過激な方法は断食で、患者は死ぬ。しかし、過激な方法でなくても、カロリー制限でゆるやかに患者を苦しめる方法を使う医者、栄養士は多い。グルコースの供給を減らしても、細胞のエネルギー利用がうまく行くという説明はあるのか。エネルギー利用の不足のために腰痛や網膜の障害や起きて、合併症が起きる前から障害を起こしているのを見逃しているように、私には思える。この根本的疑問をわかるように患者に教えて解決してくれる医者はいないのか。私はこの疑問を多忙で上から目線の主治医に聞くことができない。(2型糖尿病)
  • 医療費がわかりにくい。主治医もよくわかっていない感じ。(1型糖尿病)
  • やはり話をする時間にゆとりが有ればと思うが、患者は私だけではなく待ってる人もいるので私にばかり時間はかけられないと思うし、先生もまだまだ患者さんがいるからテキパキと必要なことをこなすだけでいっぱいみたいな感じがするから、長々とは話せない。ま、しょうがないかな?でも最小限の聞きたいことは聞いて、答えてもらってます。(2型糖尿病)
  • そもそも先生と自分との今後の治療方針が違うようでどの様に話してこちらの意見を伝えていけば良いか解らない。(1型糖尿病)
  • 同じ医師だと飽きてくるので、糖尿病医師でも診察日を替えて違う医師に替えたことがある。また替えたい気分だ。(1型糖尿病)
  • 1型はまだまだ理解が得られていないので隠しているが、診察に行くと待合室で大きな声で事務員や看護師にいろいろ聞かれるのは苦痛だ。苦痛であることは過去数回伝えている。無神経としか思えない。(1型糖尿病)
  • 一般的に医師は栄養学については勉強不足だと思う。糖尿病専門の医師もしかり。医学会の役割分担なのか。しかし、患者は栄養学を抜きに療養はできない。質問に対する適切な答えやアドバイスを、その場で医師から聞きたい。(2型糖尿病)
  • A1cがよかった時に、栄養士さんが一緒に喜んでくれた。主治医は忙しくて、ゆっくり話出来ない時がある。看護師が居る時に、主治医に正確に相談出来ない時がある(1型糖尿病)
  • むくみに対しあまり対応していただけず、水分取るなとだけ言われ、その後心不全を発症して大変だった。(2型糖尿病)
  • 糖尿病療養指導士の制度はいらない。 この資格があっても詳しい知識は2型糖尿病のことばかり。1型糖尿病に関しては、教科書の知識のみ。 この資格を持っている看護師は態度が傲慢で非常に迷惑。 この資格を名乗るなら、1型糖尿病の勉強もしっかりして教科書に載っていないことでも対応できる能力を身に付けて欲しい。 1型糖尿病について内科の医師は知識がなさ過ぎる。 教科書に載っていることだけ説明されても困る。(医者に言われなくても分かってます) 内科の医師は結局 2型糖尿病しか見られない気がする。 (1型糖尿病はインスリンの処方をしてもらい、困っていることなどは話しても理解してもらえないので諦めるしかない。)(1型糖尿病)
  • 最近の先生は、血糖コントロールが悪くても怒らない。昔は どうしてできないのか? とよく責められた。一生終わらない治療に正直疲れる。先生やスタッフの方々がどうこうという問題ではなく、自分の意識の問題。助けをもとめようと思わない。(1型糖尿病)
  • 生活習慣と大きく関わる病気だと思っているが、これまで家庭生活の過ごし方などについては聞かれたことがない。関心をもたれていない思ってしまい、距離を置いてしまう。(1型糖尿病)
  • 各種検査をする折り、突然「動脈硬化の検査をしましょう」と言われると、何か悪い状況が有るのかと思ってしいます。検査の時は、「念の為にしましょうか」とか、「年に一度は実施しておいた方が安心ですから」と先に説明をしてから実施して欲しいです。(2型糖尿病)
  • 月に一度検査するのですが、次の月まで検査の数値が分からないので、期間が開き過ぎてモチベーションが下がってしまう。その精神的なことを医師に相談したところ、直近の結果だけを聞きに来院したらどうか?と提案をもらった。(2型糖尿病)
  • 薬中心の治療でやや不満。よくなることがない。病院を変えようと思うがいろいろな理由から我慢している(2型糖尿病)
  • 現状と治療方針について納得の行く説明や相談が重要と思います。決まりきった血糖値の測定と一般的な薬の投与だけでは生活習慣改善の効果か薬の効果か、体調の低下があるのかどうか不明。(2型糖尿病)

(2013年07月 公開)

このアンケート調査は2013年5月に行われたものです。それぞれのコメントにある、HbA1cの表記をはじめ、治療指針、医療制度、保険制度、法令等は、アンケートを実施した当時の状況のものです。現在のものと異なる部分もありますが、ご了承ください。

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