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28IDF青少年憲章できあがる
内潟安子  東京女子医科大学 糖尿病センター教授
2007年11月
 以前から何度もこのコーナーで書きました(1419)国際糖尿病連合(IDF)のUnite for Diabetesキャンペーンですが、糖尿病への世界的認識の向上、糖尿病の人道的、社会的、経済的負担についての認識、糖尿病が健康問題のなかでも優先的にとりあげられること、合併症阻止にもっと効果的戦略を、合併症阻止に向けての公衆衛生的戦略を、そして「特殊なグループの糖尿病」に対する理解と戦略、がこのキャンペーンの主な方針です。
国際糖尿病連合(IDF)
青少年(ユース)憲章 ダイジェスト版

青少年期糖尿病における
世界的な責務:その展望と将来
「糖尿病に関する青少年憲章(Diabetes Youth Charter)」発表プロジェクト概要
全文をノボ ノルディスク ファーマのサイトからダウンロードできます。

Pediatric Diabetes 8 (Supple 8), 2007(表紙)


世界糖尿病デー 公式ポスター


 この「特殊グループの糖尿病」には、以前にも書きましたように、小児・ヤング(ユース)(以下青少年と略します)、妊婦、高齢者、移民、原住民の5つのグループが取り上げられました。それぞれのグループに、憲章策定委員会ができ、そのグループの重要性、予防、治療はどうあるべきかについて、方針を示す憲章を作成するようにIDFから命を受けたわけです。

 私は、青少年憲章策定委員会の委員6人のひとりで、昨年数回国際学会に付随して開かれた委員会で憲章策定に向けてミーテイングを重ねてきましが、この度IDFの承認も受け完成の運びとなりました(Pediatric Diabetes 8 (Supple 8); 4-44, 2007 に掲載)。

 糖尿病発症が子ども・若者へと劇的なシフトをしていること、糖尿病のことを知っているというわりには現実は知識とかけ離れていること、心理社会的背景に十分な考慮が必要であること、国によって異なる糖尿病対策を最善の方向へ、発展途上国への支援、若者の糖尿病は国の経済にも大きく影響すること、などが明記されました。

 実は、すでにそのダイジェスト版がすでにできあがっています。しかし、英語なので、いま日本語に急ピッチで訳しています。11月14日には、まにあうようにがんばっています。完成しましたら、全文をネットで見れるようにいたします(11月14日以降になります)。

 11月14日は、さて、なんの日だったでしょうか。これもすでに書きましたように、国連も認めた世界糖尿病デー(World Diabetes Day)ですね。世界糖尿病デーのサイト(http://www.worlddiabetesday.org/)をみてください。

 さて、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会を中心に、この日の行事がいまいろいろセッテングされているとうかがっています。
 そのひとつは、IDFの Unite for Diabetesキャンペーンの一環として、東京タワーがブルーにライトアップされることです。楽しみですね。

 世界の代表的なランドマークも、やはりブルーにライトアップされることを御存じですか。
 エジプトはアレキサンドリアにある有名なアレキサンドリア図書館、ドイツはミュンヘンにあるアライアンツアリーナ(バイエルンサッカーチームの本拠地)、アメリカはニューヨークのエンパイアステートビル、ナイヤガラの滝、シカゴのシアーズタワー、オーストラリアのシドニーのあの有名なオペラハウス、ブエノス・アイレスのオベリスクがいま名乗りを上げているそうです。
 他にもこれからどんどんと名乗りをあげてくることでしょう。ロンドンのロンドンアイ(観覧車)とか、ジュネーブの有名な大噴水なども名乗りをあげているようです。
 つい最近の話では、松江城、大船観音もライトアップされるとか・・・。

 すてきですね。世界の有名な建物がすべて、世界糖尿病日にブルーになるのです!!!


the global burden of youth diabetes: perspectives and potential
A summary of the Diabetes Youth Charter publication project
(International Diabetes Federation)
一部抜粋






©2007 内潟安子


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