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第3回
【患者さん】アンケートのまとめ
  • 診察時に主治医から、"HbA1cを下げる努力をするよう"、指導を受けたことがある方が8割以おられる一方で、“食事療法・運動療法がうまくいかない”“継続が困難”“日常的に確認できる目安がないので、どの程度頑張ればよいかわからない”など、改善の糸口がうまく見つからない患者さんの現状が浮き彫りになりました。【Q1・Q2】
  • 糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法を行う上で、“何をどのぐらい食べたら・行ったら、どうなった”を確認することは、ご自身の状態や特徴・パターンを見つける手がかりとなるだけでなく、療養生活のモチベーションにもつながっていくものと期待されます。それらに有用な血糖自己測定や尿糖自己測定。「食事療法や運動療法に対する血糖コントロールのチェック、振り返り(評価)として行っていること」では、“血糖自己測定(自費含む)”は6割余り、“尿糖自己測定”は1割弱の方が行っているとのことでした。ここで危惧されるのは、どちらの"自己測定"も行っていない約3割の方。通院時に測定する血糖値やHbA1c、尿糖検査などを指標にしており、2型糖尿病患者さんの約3人に1人が日常的なチェックを“とくに行っていない”ことになります。【Q3】
  • 尿糖自己測定の認知としては、約半数の方がご存知でしたが、その情報源は医療スタッフから直接よりも、ネットや資料などのメディアによるものから得ていることが多いようです。【Q4・Q5】
  • 医療機関で実施を勧められたことがあるか?という問について、“ない”と回答された方が9割に及びました。ただし、"尿糖自己測定を行ったことがある"と回答された方の83%は、"医療機関で勧められたことがない"と回答。主治医や医療スタッフに相談や質問をしたことも“とくにない”方が9割と、医療機関で話題になることが少なく、実施者のほとんどが、自主的に行っている現状が浮かび上がりました。【Q7・Q10】
  • 「尿糖自己測定」の特徴で興味あるものとして、“検査方法が簡単”であることは、4人のうち3人が興味を持っているとの回答でした。これは、現在“尿糖自己測定を行っている”と回答した方の100%、尿糖測定経験者の76%が“検査方法が簡単"にチェックされており、実施の動機として高い支持を得ていることがうかがわれます。また、“市販で手軽に購入できる”は約半数、“食事療法の効果をチェックできる”43%、“SMBGの保険が効かないケースでも血糖コントロールに活用できる”28%が続きました。【Q8】
  • 尿糖自己測定を行った経験のある方は4割弱。経験者のうち“HbA1cを下げる努力をするよう指導されたことがある”と回答された方は80%と、HbA1c改善に役立てたいという動機が背景になっている方が多いことが推測されます。【Q11】
  • より重要な食後の測定よりも"起床時"と回答した方が半数と、測定のタイミングを正しく理解されていない方がたいへん多いことが浮き彫りになりました。医療スタッフに尿糖測定について「基本的な質問をしたことがある」と回答した方でも、75%が“起床時”に測定していると答え、情報提供が正しく理解されていない状況も危惧されるところです。【Q14】
2010年10月 


※2012年4月からヘモグロビンA1c(HbA1c)は以前の「JDS値」に0.4を足した「NGSP値」で表わされるようになりました。過去のコンテンツの一部にはこの変更に未対応の部分があります。

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