血糖トレンドの情報ファイル
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サンドボーイの「おしえてドクトル!」〈 血糖トレンド編 〉
サンドボーイの
「おしえてドクトル!」
〈 血糖トレンド編 〉
”血糖トレンド”。ここでは、耳慣れない、この言葉の意味と考え方について、糖尿病3分間ラーニングでおなじみの2人と一緒にみていきましょう。
監修:西村 理明 先生(東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科)
ドクトル
サンドボーイ
サンドボーイの「おしえてドクトル!」〈 血糖トレンド編 〉
監修:西村 理明 先生(東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科)

血糖トレンドと血糖値スパイク

この情報ファイルのテーマになっている、「血糖トレンド」ってそもそもなんなの?
血糖値は、どんな人でも常に変動していることは知っとるな? 近頃、その“変動の傾向”(トレンド)に注目が集まっておるんじゃ。
最近、テレビとかで「血糖値スパイク」っていう言葉もよく聞くけど、それと関係あるの?

よく知っておったな。関係大ありじゃ。

血糖値(グルコース)スパイクというのは、食後に血糖値が急上昇(食後高血糖)し、その後急降下することなんじゃ(下図右)。このように激しく血糖値が変動することによって、食後に眠気や頭痛などを感じることもある。この状態を放置しておくと、2型糖尿病になるリスクが高くなるし、最近では、動脈硬化の進行が早まるとも言われとる。

ところが、この血糖値スパイクが起こっている人でも、空腹時血糖値はそれほど高くないから、血糖値の平均を表すHbA1cの値は正常なまま。だから、健康診断ではわからないことが多い。

血糖変動のイメージ。血糖値スパイクを起こしていても、平均血糖値は健康な状態と変わらない
僕も血糖値スパイクを起こしているかどうか知りたいよ! 健康診断でわからないっていうけど、それじゃどうやったらわかるの?

そうじゃな、健康な人では、食後でも血糖値はあまり上がらないし、元に戻るのも早いが、糖尿病や血糖値スパイクのある人では、下の図のように食後に血糖値が大きく上昇してしまうんじゃ。じゃから、食後血糖値が高め(140〜200mg/dL)だと、食後すぐに血糖値スパイクを起こしている疑いアリじゃ。

健康な人、血糖値スパイクのある人、2型糖尿病患者さんの血糖値の推移(イメージ)
空腹時じゃなくて食後に血糖自己測定(SMBG)してみればいいんだね。でも、食後ってそもそもいつ測ればいいの?食べ終わったとき?

食べ始めたときからちょうど1〜2時間後くらいにSMBGで測ると良いぞ。ただし、血糖値は短時間で大きく変動することもあるから、SMBGで測る一時点の血糖値だけではなく、連続的に血糖値を記録したグラフがあれば、ひと目でどんな変動をしているかがわかるじゃろ。CGMFGMという測定機器では、それが確認できるんじゃ。

急にそんな英語を言われてもわからないよ!

わかった、わかった! 続きは、「2. 血糖値を“動き”で見る」で、詳しく説明する。

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