糖尿病Q&A1000

Q.93 1型糖尿病の場合は、食事療法の効果はあまりないのでしょうか?

 食事療法の目的をどこに置くかで、答えが異なります。
 仮に食事療法を、血糖コントロールのために行うものと限定して考えた場合、インスリンの自己分泌がほとんどなくなる1型糖尿病の人では、食事療法を徹底しても、血糖値を下げることはできません。インスリン療法が必要です。しかし、その場合でも、食事療法なしでは血糖値の上下動が激しくなったり、低血糖(血糖値が低くなりすぎること)が起きやすくなってしまうので、食事療法の大切さは2型の人と同じです。
 また、何度か書きましたが、食事療法の一番の目的は、その人にあったカロリーで栄養バランスのよい理想的な食事を続けて、糖尿病に限らずほかの多くの病気の予防や改善をはかることにあります。だれにでも実践していただきたい食生活が、糖尿病の食事療法。そのような目的意識をもって実践するのであれば、その効果に、1型・2型の差はありません。
2006年04月17日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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02-2 だれでもできる食事療法のQ&A

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