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栄養士から

菓子類(し好食品)にご注意

 糖尿病の食事療法を行っている患者さんは、病院などで菓子類を「なるべく摂取しないほうがよい」と指導されたことがあると思います。糖尿病の食事療法では、ここでいう「菓子類」をし好食品として分類しています。それでは、なぜ菓子類がよくないのでしょうか。

 菓子類には砂糖を多く含んでおり、少量でもエネルギー量、炭水化物、脂質が多く、血糖コントロールを乱す原因となります。また、肥満、高トリグリセリド(中性脂肪)血症の原因となります。さらに、口あたりの良いお菓子が多くあり、気がつくと食べることが習慣化してしまい、やめられなくなってしまう方も多くいます。このように菓子類は食事療法を続ける上で油断できない食品です。

 菓子類の種類として、せんべいや和菓子、ケーキを思い浮かべる人が多くいます。中には和菓子は比較的エネルギーが少ないと思っていたり、せんべいは甘くないからエネルギーが少ないと思っている人もいますが、実際はほとんどが高エネルギーなので、注意が必要です。

  • せんべい(20g) 約80kcal*
  • もなか(60g) 約170kcal
  • どら焼き(90g) 約250kcal
  • イチゴショートケーキ(110g) 約380kcal
    *80kcalは小さめの茶わんにごはん軽く1杯分に相当します

     また、「ごはんの量を減らしてでも菓子類を食べたい」という人もいるかもしれませんが、3食の食事以外に食べたり、食事で摂る分よりエネルギーが増えるなどが考えられるので、基本的に控えた方が良い食品です。血糖コントロールや体重、中性脂肪値などの状況により、菓子類を食べても大丈夫という人も中にはいるかもしれませんが、まずは食事療法をしっかりと続けることが大切です。

     節制するために、菓子類を買うのを避け周辺に置かないといった工夫が役に立ちます。また、ところてんなど、低エネルギーの食品を上手に利用するのも方法です。清涼飲料、ジャムなどに人口甘味料を使用したものがあるので、これらを上手に利用する方法もあります。こうした食品はエネルギー量を抑えてあっても、ゼロではないことが多いので、注意しましょう。人工甘味料にはいろいろあるので、通院している医療機関の主治医や管理栄養士に尋ねてみてはいかがでしょうか。

  • (2005年11月)
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    治療や療養については、かかりつけの医師や医療スタッフにご相談ください。
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